New CD_004「JOYSTONE / JIMI TENOR & KABU KABU, With Special guest Nichouas Addo Nettey」

フィンランド・クラブ・シーンの鬼才(?)Jimi Tenorのニューアルバム「Joystone」です。「Carola」をリリースしたフィンランドの注目レーベルS?hk? Recordings(ちなみに日本語では電気レコード)のPuuシリーズからの発売です。一昨年東京、名古屋の「クラブ・オーロラ」でも登場し、ゆかた(襦袢だったかも?いずれにしてもJimiワールド)姿でプレイ、異才(変人?)ぶりを遺憾なく発揮したのも記憶に新しい大御所DJ、マルチプレイヤーJimi。正直言ってJazzレヴューに入れて良いのか迷いましたが、ま、ボーダレスに行きましょう。
今回は西アフリカ出身のパーカッショニストNicholas Addo NetteyをリーダーとするKabu Kabuとのコラボです。Nicholas Addo NetteyとはBeyond the stars(2004年発売)以来のジョイント、その脇を固めるのはご存知The five corner’s quintetのJukka Eskola, Timo Lassi(あ、Timo君6月にはアルバム発売します、乞うご期待)やフィンランドジャズ界のこれもちょっと異端な重鎮ハーピストIro Haarlaなどかなり豪華。アレンジは全曲、9曲がJimiの作曲ですがアフロビートをベースにこれは完成度が高い。Anywhere Anytimeでメロディアスに始まり時にブラジリアンに、時には乗り乗りアフロビートに、かと思えばHot Baby(4曲目)のようにジャジーに仕上げ、Horror Water(10曲目)では本来のコスミックワールド、Dede(12曲目)はスピリチュアルにと一見ばらばらにも思える個性をJukka EskolaのトランペットとTimo Lassiのサックスをスパイスに見事にJimi風大人フュージョンにまとめました。何よりプレイヤーたちがリラックスして楽しんで演奏しているのを感じるアルバムです。日本でももうリリースになっていますので是非ご一聴を。(S.N)



