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街のあかり<2007年夏 ユーロスペースにて公開>

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監督・脚本 : アキ・カウリスマキ
出演 : ヤンネ・フーティアイネン、マリア・ヤンヴェンヘルミ、イルッカ・コイヴラ、マリア・ヘイスカネン、カティ・オウティネン、パユ
配給 : ユーロスペース
2006年/フィンランド映画/75分/原題 : Laitakaupungin Valot
○アキ・カウリスマキの新作映画「街のあかり」は「浮き雲」「過去のない男」に続く敗者3部作の最終章です。今回のテーマは孤独(ちなみに「浮き雲」は失業、「過去のない男」ではホームレスがテーマだったそうです)。主人公はヘルシンキのルオホラハティで夜警員として働くコイスティネン(ちょっと上川達也似)。日の当たらない人生を愚直に歩んで来た、少々時代遅れともいえるモラリティを持った平凡な男です。そんなコイスティネンが強盗団に目を付けられ、その結果、筆舌に尽くし難いほどの不幸を味わうのですが、それでも彼は自分を騙した女を最後までかばい続ける「犬のように従順で、ロマンティックな大馬鹿野郎」。その切なくもいじらしい姿は見る者の心を動かします。孤独と絶望の果てに街のマッカラ売り、アイラと穏やかな幸せのあかりを見つけるところがラストシーン。(カウリスマキ本人の解説によるとラストシーンは希望で光り輝いているそうです)
余談ですが、主演・助演のキャストほぼ全員が“フィンランド演劇アカデミー”出身というのも、フィンランドらしいところです。パユ(ワンコ)は違いますけどね。でも、パユも血統正しきワンコで、おばあさんは「白い花びら」で主演、お母さんは「過去のない男」でパルム・ドッグ賞を受賞。パユの名演技も見所です。(S.K)

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2007年04月19日 13:20に投稿されたエントリーのページです。

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