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2007年05月 アーカイブ

2007年05月11日

New CD_003「Trio Tokeat /「One Night in Tampere」

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フィンランドジャズ界のエース、トリオ・トゥケアトの登場です。それにしてもこのトゥケアト、発音しづらい。日本ではトゥケアットとかも呼ばれていますが曖昧母音(「え」の口で「あ」とか「う」の口で「ゆ」って奴ね)の連続で日本人にはすこぶる覚えにくいバンド名であります。何回も来日しているし、ライブをお聞きになった方も多いかもしれません。ご紹介CDは2005年11月19日タンペレ・ホールでのライブ収録でBlue Noteからの発売、一番新しいアルバムです。(日本発売5月14日)いやー相変わらずの演奏、もう一言で縦横無尽のプレイとはこのことでしょう。「Final Fantasy」や「Karate」はIiro Rantalaのピアノの独壇場です。危なっかしいくらい走り回ってはいるものの、どこかコントロールの効いたプレイはさすが。北欧独特の硬質で透明な空気感なんて彼らには関係なく7曲目「In a sentimental mood」でさえ、ひたすら熱く迫ってくるのです。「2005年フィンカフェのCaf?新聞では彼らのスタンダード集「High Standard」が朝飯ジャズとして紹介されましたが「High Standard」でクオリティーの高さを証明し、「One Night in Tampere」ではさらに磨きのかかった自由なプレイで真価を発揮したというところでしょうか。いつの日かフィンカフェ・ジャズ・ライブにも登場必至のバンドです。
Iiro Rantalaおじさんはヘアスタイルも短く変わって、ちょっとダイエットしたみたいです。(S.N)

2007年05月29日

New CD_004「JOYSTONE / JIMI TENOR & KABU KABU, With Special guest Nichouas Addo Nettey」

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フィンランド・クラブ・シーンの鬼才(?)Jimi Tenorのニューアルバム「Joystone」です。「Carola」をリリースしたフィンランドの注目レーベルS?hk? Recordings(ちなみに日本語では電気レコード)のPuuシリーズからの発売です。一昨年東京、名古屋の「クラブ・オーロラ」でも登場し、ゆかた(襦袢だったかも?いずれにしてもJimiワールド)姿でプレイ、異才(変人?)ぶりを遺憾なく発揮したのも記憶に新しい大御所DJ、マルチプレイヤーJimi。正直言ってJazzレヴューに入れて良いのか迷いましたが、ま、ボーダレスに行きましょう。
今回は西アフリカ出身のパーカッショニストNicholas Addo NetteyをリーダーとするKabu Kabuとのコラボです。Nicholas Addo NetteyとはBeyond the stars(2004年発売)以来のジョイント、その脇を固めるのはご存知The five corner’s quintetのJukka Eskola, Timo Lassi(あ、Timo君6月にはアルバム発売します、乞うご期待)やフィンランドジャズ界のこれもちょっと異端な重鎮ハーピストIro Haarlaなどかなり豪華。アレンジは全曲、9曲がJimiの作曲ですがアフロビートをベースにこれは完成度が高い。Anywhere Anytimeでメロディアスに始まり時にブラジリアンに、時には乗り乗りアフロビートに、かと思えばHot Baby(4曲目)のようにジャジーに仕上げ、Horror Water(10曲目)では本来のコスミックワールド、Dede(12曲目)はスピリチュアルにと一見ばらばらにも思える個性をJukka EskolaのトランペットとTimo Lassiのサックスをスパイスに見事にJimi風大人フュージョンにまとめました。何よりプレイヤーたちがリラックスして楽しんで演奏しているのを感じるアルバムです。日本でももうリリースになっていますので是非ご一聴を。(S.N)

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